見えないシミの恐怖 Ⅲ

 

さて話を戻して、ではどうすれば、目に見えないシミが取れるのでしょう?

さっきの無色のシミの成分をもう一度よく見てみましょう!

 

無色のシミ(ついていることの多い順)

  1. 油、清涼飲料水、果汁などの食べこぼし
  2. 卵白や体液などのタンパク質
  3. ハイターやカビ取り剤などの洗浄剤

油以外はみんな水溶性、つまり水に溶ける成分なんです。

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ですから、クリーニング屋さんに頼むときに

「ダブル(W)クリーニングでお願いします!(^。^)」

これで、油も水溶性のシミも取れて、安心して保管できます。

 

★ ハイターやカビ取り剤を付けたときの対処方法 ★

 

ハイターなどの場合は緊急なので、つけちゃった!と思ったら

1.丸洗いできるものはすぐ洗濯機やバケツを使って水ですすぎます。

  2~3回すすいだほうがいいですよ。

  水洗いできないものはタオルやハンカチ、ティッシュを用意。  

  トイレットペーパーは‥‥‥?

  ほかに使えるものがないときは仕方ないですが、使わない方がいいですよ(^_^)

  ぼろぼろと崩れて服にまとわりつきますから(^_^)b

  これ、私が駅のトイレで実証済み。

2.一枚はそのまま、もう一枚はちょっと水をつけてとんとんと叩きます。

  けっしてゴシゴシこすらないこと!!凸(ーーメ

3.タオルやハンカチなら場所を変えてもう一度とんとん。ティッシュなら新しいものを用意してとんとん。

4.最後に乾いたものを二枚用意してはさんで、残った水分を吸い取ります。

これで色が抜けた~!なんて嘆かなくてよくなります。

 

心配なものや大事なものは、「塩素系の漂白剤を付けた」

とクリーニング屋さんに事情を説明して依頼した方がいいですね。

もし、最悪にも色が抜けてしまったら・・・

色掛修正という技術(染料を使って変色や色あせを直す)で直せますので、ご相談ください。

 

あっ忘れるところだった!

タオルやハンカチは色落ちしない物(色の濃い物はダメ×ってことです)を使ってくださいね。

 

「お店でだったら、おしぼり出してくれるじゃない!あれ、使ったらいいんじゃない?」

たしかにすぐ手元にあるし、不思議にお思いの方もいるでしょうね!

 

お店で出すおしぼりも、ほどよく濡れているのでそのまま使えて良さそうですが‥‥‥

じつは・・・

おしぼりを使うと、白くなっちゃう!!

おしぼりには漂白殺菌のため、洗うときにハイター(次亜塩素酸ソーダ)を

使うことが義務づけられています。

また殺菌のため、わずかにその成分を残して絞っているんですよ!

それが心配なのよぉ~~\(◎o◎)/!\(◎o◎)/!

色がちょおっと弱い服だとぉ~~

「おしぼりで拭いたから大丈夫!!」‥‥‥

とそのままにしておくと・・・

 

あれ?なんかここ、白っぽくなってる?

なんで?

 

色が抜けることがあるんですね!

清潔だからといって、洋服にもいいとは限らないんです 。

洗面に行って、よ~くすすいでから使ってください!!

 

今回もエラク長くなってしまいました(>_<)

ここまでお読みくださってありがとうございますm(__)m

なるべく正確に書こうとは思いますが、あまり正確さを追いかけると

文章が固くておもしろくないし‥‥‥だいたい私らしくないし。

ただでさえしつこく念を押すA型気質で文章が長くなるってのに

いざ書いてみると、だれでもわかるように書くのはむずかしい。

なるべく短く的確に本質を突けるように修行します。

また間違っているところや勘違いなところをご指摘いただくのは大歓迎ですが

どうか表現はお手柔らかに(^^)

 

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