image

『揚げビスケットからテトラクロロエチレン』という新聞の記事。

ちょっとびっくり!?

なぜって「テトラクロロエチレン」と言う言葉に反応したんです。

だってこの「テトラクロロエチレン」って、我々業界で使っているドライクリーニング溶剤ですから。

「テトラクロロエチレン」なんて言われても一般の方は何、それ?

って感じでしょうが。

ふつう「パーク」と言っているドライ溶剤がこれです。

衣類の取り扱い表示のドライのマークはこれで洗えます。

またここにセキユケイ(石油系)と書いてある場合は、もうちょっと優しい溶剤で洗ってください

ということです。

パークは油汚れを落とす力が、石油系よりはるかに強いですからね。

よく落ちて乾燥も早いのでいいことずくめのようですが、油を取りすぎて風合いがパサパサしてしまう、と言う面もあります。

それがお菓子から検出されたってことで

妻から「どうしてなの?」って質問され、色々推理してしまいました。

機械の油汚れの洗浄に使われることがあることから、

お菓子メーカーの製造機械の洗浄に使ったものが付着したのか

とか、お菓子メーカーか販売店に恨みを持つ人が、故意に混入させたのか、

そうなるとそう簡単に手に入るものではないから、その業界関係の者の仕業か…。

考えるほど、農薬ギョーザ事件を連想させるような,いや~な感じがわいてきました。

実際は、運送業者が一斗缶入りのテトラクロロエチレン数缶を

秋田県内のクリーニング資材業者に配送する際、お菓子の入った箱と一緒に運んで、

漏れたやつがお菓子の袋を通して移ったらしい。

一斗缶に小さい穴があいていた、とのこと。

秋田県内のクリーニング店で使われている割合は、おそらくパーク1割に対し石油系が9割、

しかもパーク溶剤によるドライクリーニングでは、洗った衣類にはパークが残留しないよう

衣類からすべて回収する機構になっています。

またドライの機械の外には出ないよう、密閉状態で使います。

機械の洗浄などに使われる場合と比べ、土壌汚染、水質汚染の厳格な規制があるので安心です。

ちなみに当店は石油系溶剤です。