ひさびさの生ビールだぁ!
「今日は県青年部生ビールパーティだぁ。3時半に汽車で行く。」
妻のにやにやした顔を背に、仕事をとっとと終えて、シャワーを浴びて、いそいそと駅へ…。
6時開始だが、十文字から秋田までは約2時間の列車移動。
この時間に出発しなければ間に合いません(;^_^A アセアセ…。
いや~、JRも学生時代以来で、久しぶりに乗るとつい癖で、「汽車」と言ってしまう…
だってあのころはみんな「汽車通学」って言ってたんだから。
さすがに蒸気機関車じゃなくて、ディーゼル機関車だったから、ほんとは汽車っていうのもちょっと変だろうけど。
もちろん、いまは電車になってシートも通勤、通学用の縦一列のタイプ。
しかも冷房完備だぜ!
暑がりの俺には助かるよ、ほんと。
あのころは冷房なんてなくて窓全開で涼んでたなぁ…
と思っていたらなんと!あの懐かしい向かい合わせのシートがあった。
三分の一ほどがこのシートで、残念ながら埋まっていたので座れなかったけど、なんか学生時代に戻った気分。
かわあいい女子高生が乗ってきた日には、ついつい目がいってしまうのも学生時代から変わらず。
まぁったく、いくつになってもひげ店長は成長していないのです σ(^◇^;)
刈和野を過ぎたら学生の姿はなく、一般人だけ。
ちょうど停車していた上りの列車はほとんど学生で埋まっている。
秋田市近辺に通学している学生たちだろうが、いまは夏休みに入ったからクラブか補習なのだろう。
車内がゆったりしてくると、レールのカタンカタンという音が子守歌に聞こえてくる。
リズミカルなこの音と、ゆっくりと揺らされているような振動についつい眠くなってくる。
よく運転手や車掌は眠くならないもんだなぁ…なんてことを考えながら、しばしのお休みタイム。
秋田駅から会場までは歩いていく。
もちろん生ビールをおいしく飲むためで~す!
約20分の歩きでほどよく、体が渇きを覚えてきた頃、到着。
集合時間10分前ほどに到着したので、まだそんなにメンバーが集まっていないだろうと思っていたら
すでに5~6人が来ていて、イガイ…<;O_o>!
『秋田時間』は30分遅刻のはずだが、みんなやっぱりこの暑さに生ビールをきゅーっと…。
月初めでしかも、夕方6時と、ふだんならみんなまだ仕事をしている時間だろうに、出席率のいいことだ!
とはいえ、俺も3時から仕事を休んできているんだから、人のことはな~んもいえないんだけど。
会社勤めと違って、我々自営業はこういう団体にでも入っていなければ、滅多に飲みに行く機会がない。
だからなのか、「消防団に入った、下っ端だからたいへんだ。」、という一人のメンバーの話から
俺は商店街だ、商工会だ、親の会だ、スポ小だとみんないろいろと入っている。
別に飲みだけが目的じゃなく、日中、割と自由がきく自営業はなにかと役をやらされることが多い。
クリーニングという、地元密着の仕事だからできることで
でも全国的に後継者不足で、個人店も減っている…
青年部の役割はますます大きくなってきている…
なんてことを、ちょっとまじめに考えて、ジョッキを飲み干す我々でありました。