【プロならこうする!お洗濯の判断基準】
さて、きょうのお題は・・・
【プロならこうする!お洗濯の判断基準】
☆ 【洗うか、洗わないか?】
じつはクリーニング屋なのに、洗わないときもあります。
まずは、革や毛皮製品。
手入れさえしっかりしていれば、5年に1回くらいです。
革ジャンなんか今年の冬は着る機会がなかったので
カビが生えてないか、汚れが浮き出ていないかチェックしただけ。
張りやつやがなくなってきたかなぁと思うときは
軽く保湿クリームを塗ってから、しまうこともあります。
まぁ、お肌のお手入れと同じでしょうか(笑)
しつれいm(__)m
写真はどちらもお客さまのものですが、私、スェードやヌバックは持っていません。
毛皮はもっちろんですが(笑)
いや、マタギだったら持ってるかな・・・。
マタギってのは、秋田の伝統的な鉄砲打ちの猟師です。
あれは狐か何かと思うのですが、毛皮の一枚物を洗ったことがあります。
じっさいに昔、猟で使っていたものだそうです。
背中からお尻にかけて着て、防寒や斜面を滑り降りるときに利用するのだそうです。
いかん、いかん、得意の脱線してしまった。
スェードやヌバックなどは汚れやすくて、しかも手入れがたいへんなんです。
それだけ汚さないように気を遣うし、手入れも表革のものより入念にしないといけませんから。
値段と寿命を考えると、手が出せませんね。
次に、 コートやオーバーなどの重い衣類。
これは繊維別に考えるといいですよ。
繊維には、汚れやすさに違いがあるからです。
みなさん、ふだん着ているとおわかりになると思うのですが
汚れにくい順に、ウール>綿、ポリエステル>シルク。
ウール以外は必ず洗います。
汚れていないように見えても、あとから泣くことになるからです。
特にシルクは汚れていなくても必ず洗います。
そして、必ずダブルクリーニング。
皮脂と汗汚れをしっかり落とします。
ぜったいです!!!
1回で懲りました。
高価なシルクシャツが秋に出してみたら・・・・・・Σ⊆・д・⊇!!!ガビ~ン!!
ピンクのキルティングコート、シャネルのシルク製。
私のでも妻のでもないですが(笑)
エリと袖口が肌に触れるので、そこが特に汚れます。
1回着たら洗う、シーズン最後にはウェットクリーニングもするくらいでないと
すぐに汚れが定着して、取れなくなってしまうでしょうね。
もともと高いのに、さらにアフターケアもかかる。
クリーニング代が・・・。
ポリエステル、これはアノラックやジャンパー、ダウンジャケットによく使われていますね。
静電気を帯びるので、すその裏や脇の縫い目が吸い寄せたホコリで特に汚れます。
エリや袖口が汚れていなくても、ここが汚れていたら洗います。
ポリエステルは汚れやすいけど、落としやすいので
着る前に見つけたら洗う、でもいいようなものですが
そうなると落とすのはやっぱりたいへんなのがわかってるので。
ことしはユニクロのダウンジャケットが大流行で着ている人をかなり見かけました。
シーズン中の着用回数も多かったでしょう。
家庭で洗えなくもないですが、かなりの腕前が必要です。
表面しか洗えていなかったり、へたをすると汚れさえ取れていなかったり・・・。
ダウンが片寄ったので捨てた、なんて話しも聞きました。
もったいないなぁ。
直ったのに。
たしかにクリーニング代は高いです。
安く買ったのに、クリーニング代が高い、とお思いでしょうが
クリーニングもダウン製品は手間が掛かります。
だいたい2,000~2,500円はするでしょう。
そこはなにより軽くて暖かい思いをしたことへの必要経費です。
綿、これは汚れやすく、落ちやすい。
ただし落ちやすいのは最初のウチだけで、時間が経つと落としにくくなります。
1シーズン経った汚れはかなりのものですので、汚れが定着しないよう
シーズン半ばに1回洗うこともあります。
お客さまのバーバリーの綿コート、今年は何点水洗いしたでしょう。
エリの黄ばみを取るために・・・。
ウール、汚れにくく、落としやすい。
一般的に濃い色のものが多いので、かえって汚れが付いているのがわかりづらい。
生地の手触りが固くなっていたりとか、においで判断します。
自分のにおいはわかりづらいので、妻を呼んで強制的にかがせることもあります。
まるで拷問です(笑)
もちろん来た回数が多いもの、食事をしたものは汚れていなくても洗います。
どんな汚れが付いていないとも限りませんので。
ふつうのウールのコートやオーバー、スーツならこれでいいのですが
さて、カシミヤはどうしましょう?
カシミヤのコートはさすがに私も持っていませんが、ランバンのカシミヤジャケットを持っています。
まずは汚さないように注意して着て、ブラシがけも毎回します。
1分も掛からないですから。
で、シーズン終了時に洗います。
基本的にドライです。
ウェットは食べこぼしなんかの汚れが取れるので、虫食いなんかには安心ですが
やはり自分のになると面倒なので(笑)
そのかわり汚れていそうなところはわかっている強みがありますから
前処理のブラシがけでていねいに取っています。
汚れが一見見えないところをやりますから、空しい感じもしますが
虫に食われた日には、もっと空しくなりますから。
「そりゃ、クリーニング屋さんはなんでも自分とこで洗えるからいいわよ!」
はい!m(__)m
そうですね。
やはりクリーニングするものが多いと、クリーニング代も馬鹿になりません。
では、どうやって節約したらいいのか?
【クリーニングに出すか、自分で洗うか?】
は、また今度。
こんな長いブログを、最後までお読み下さいましてありがとう御座います。
お客様の喜ぶ顔を見るのが大好きなひげ店長でした。
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